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【2023年最新版】未経験からのWeb業界おすすめスキル徹底解説

未経験からのWeb業界おすすめのスキル

Web業界に興味があるけど、職種がたくさんあってどんなスキルを習得すれば良いか悩んでいませんか?

Web業界の市場は年々拡大していて、それに伴い職種やスキルも増加していっています。

僕はWeb業界8年目で未経験からWeb業界でフリーランス独立をしました。

この記事では今もWeb業界で働いているからこそオススメできるスキルを紹介します。

この記事でわかること
  • Web業界についての理解が深まる
  • 身につけるべきWebスキルが見つかる
  • Web業界での稼ぎ方

結論から言うと、Web業界は市場が大きく「身につけるスキル」と「仕事の仕方」の掛け合わせ次第でたくさんの収入を得て自由に働くことが可能です。

この記事では実際にWeb業界で会社を経営している僕目線で解説していくよ!

Web業界とは?

Web業界(インターネット業界)とは、インターネットを使いサービスを提供する業界です。

Web業界とIT業界の違い

「Web業界」と「IT業界」は、一般的には異なる概念を指しています。

IT業界とは

ITはInformation Technologyの略語です。IT業界とはシステムやアプリケーションの開発等の情報技術に関するサービスを提供する業界です。

「Web業界」は、Web関連の技術(Webデザイン、Web開発、Webマーケティングなど)を扱う業界を指します。これには、WebサイトやWebアプリケーションの開発、運用、保守などが含まれます。

一方、「IT業界」は、情報技術全般を扱う業界を指します。これには、コンピュータハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク技術などが含まれます。また、Web業界に含まれる技術もIT業界に含まれますが、他の技術も含まれます。

一言で言えば、「Web業界」は「IT業界」の一部分であり、より狭い概念を指します。

Web業界の特徴

Web業界は技術革新が頻繁に行われるグローバルな市場であり、高い競争があります。Web業界は、様々なタイプのWeb関連サービスや製品を提供する企業によって構成されています。Web開発者、デザイナー、マーケターなど多種多様なスキルセットを持った人材が必要です。この業界は常に新しい技術やトレンドの登場に対応しなければならないため、学習意欲とフレキシブルな考え方が求められます。

Web業界の市場規模

通信関連製造業や通信関連建設業が減少傾向にある中で、Web業界の市場規模は年々拡大し、それに伴いWeb業界での人材の需要は今後益々高まっていくと考えられます。

中でも特定の分野に特化したエンジニアは今よりもさらに重宝され需要が高まると予想されます。

情報通信業の売上高の推移をアクティビティベース(注1)でみると、調査開始(2009年度実績)以来、過去最高の水準を更新した(53兆4,498億円)。業種別(注2)に情報通信業全体を占める割合をみると、情報サービス業(ソフトウェア業、情報処理・提供サービス業)は、46.0%と 4 年連続の拡大。インターネット附随サービス業は、8.8%となり、拡大幅を広げ推移している。

経済産業省調査

Web業界の課題

市場を拡大し続けているWeb業界ですが、まだ多くの課題もあります。

セキュリティ

サイバー攻撃や個人情報の漏洩などのリスクがあるため、常に高いセキュリティ対策が必要です。

コンテンツの質

多大な量のコンテンツを生産していますが、質の良いコンテンツを見つけることは困難です。

また、偽の情報も多くの情報源から提供されることがあり、これによって見解を歪めることがあります。

正確で信頼性の高い情報を提供することは、業界全体の信頼性向上に貢献することができます。

Web業界のこれから

Web業界は今後も進化し成長し続けることが予想されます。特にコロナ禍の影響で人々のライフスタイルが大きく変わり、eコマースの領域で需要が高まっています。

eコマースとは

eコマース(EC)とは、インターネット上で商品やサービスを商取引すること。

新しい技術

人工知能、機械学習、IoTなどの領域での継続的な進歩は、Webサイトがどのように作られ、使われるかに変化をもたらす可能性があります。

IoTとは

IoT(インターネット オブ シングス)とは、これまでインターネットに接続されてこなかったもの(車、住宅、家電等)が、インターネットに接続されることで、インターネットに接続されたもの同士が自動で情報のやり取りを行うことです。これにより更なる価値や新しいサービスが生み出されます。

音声検索

音声操作付きのバーチャルアシスタントの利用が増加します。

Webアプリ(PWA)

PWAは、ネイティブアプリのような経験や体験を提供するWebサイトです。開発が比較的簡単で安価なため、従来のアプリが持つ多くのメリットを備えながら、普及することが予想されます

ブロックチェーンの利用増加

Web業界でのブロックチェーン技術の実装は、安心・安全で分散型アプリケーションやサービスに対する新しい可能性をもたらします。

Web業界のサービス

Web業界ではインターネット上で様々なサービスが提供されています。

Web業界で働くための職種を紹介

Web業界で働くための主な7職種を紹介します。

コーダー

コーダーとはHTML/CSS/JavaScriptを使いWebサイトを構築する人のことです。

仕事内容

コーダーの仕事はWebデザイナーが作った、デザインカンプ(Webサイトの設計図)をもとに、Webサイトをブラウザ上で見られるようにコーディングするのが仕事です。

求められるスキル

  • HTML
  • CSS

HTML/CSSといった言語以外にも、JavaScriptPHPといったプログラミング言語を扱えると自分の価値を高め重宝されます。

また、近年ではWordPressというPHPを使ったCMS(ブログシステム)でのWebサイト制作の需要が高いため、WordPressも扱えた方が良いでしょう。

Webデザイナー

コーダーに渡すデザインカンプ(サイトの設計図)を作成します。

仕事内容

Webデザイナーは、お客様の要望や目的を達成するためのWebサイトのデザインを、デザインカンプと呼ばれるサイトの設計図に落とし込んで作るのが仕事です。

求められるスキル

  • ヒアリング力
  • Webデザインの知識
  • Illustrator
  • Photoshop
  • XD

近年Webデザイナーはデザインだけではなくコーディングまで行う人が増えてきました。

上記の求められるスキル以外に、コーディングできるスキルもあると更に上を目指すことができます。

僕もWebデザインとコーディングからフリーランスが始まったよ!

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Webディレクター

 WebディレクターはWebサイトの制作現場での進行を管理します。

仕事内容

Webサイトを制作する上での戦略、設計、開発、運用、マーケティングを管理する仕事です。

お客様からヒアリングで目的や課題を明確にし、それを解決するためのWeb戦略を立案し、Webサイトの開発から運用までを管理します。

求められるスキル

  • Webサイト制作における技術の知識
  • マーケティングの知識
  • リーダーシップ
  • ヒアリング力
  • トラブルへの対応力

Webディレクターは基本的にWeb業界での経験と知識と技術的なスキルと全ての知識を幅広く持っている必要があります。WebデザイナーやコーダーからWebディレクターになる人が多いです。

Webエンジニア

WebエンジニアはWeb上で動くシステムをJava/JavaScript/PHP/Python/Rubyといったプログラミング言語で開発します。

仕事内容

Webエンジニアの仕事は、Web上で動くシステムの要件定義・開発・テスト・運用・保守に至るまで工程がたくさんあるため、チームを組んで行宇野が一般的です。

求められるスキル

  • 開発で使用するプログラミング言語
  • コミュニケーション力

開発に必要なプログラミングの技術や知識はもちろんのこと、チームで開発を行うためコミュニケーション能力も問われます。

Webライター

Webライターはブログ・ニュースサイト・メルマガ等のWeb上で掲載される文章を書きます。

仕事内容

お客様から「このジャンルでこんな内容の文章を書いて欲しい」と依頼されます。リサーチや取材を行いお客様の求めている内容の原稿を納品するのが仕事です。

求められるスキル

  • ライティングの技術
  • SEOの知識
  • リサーチ力

Webライターは専門的な知識がなくても始めることが可能なため比較的参入しやすい職業です。一方で始めたばかりは安価な仕事ばかりになってしまうため、他のライターと差別化できる強みを持つことが大切です。

Webマーケター

WebマーケターはWebでお客様の目的を達成するためにマーケティングを行います。

仕事内容

Webマーケターの仕事はお客様の目的を達成することです。したがってWeb上でお客様のユーザーにアクション(資料請求や購入等の行動)を起こしてもらうために、目標をたて、戦略を立案しコンテンツを制作し集客を行います。

Webマーケターは比較的、お客様と長期的な付き合いになります。

求められるスキル

  • マーケティングの知識と経験
  • Webに関する広い知識
  • ヒアリング力

WebマーケターはPDCAを回して、施策の制度をあげていきます。持っている知識を全て使い臨機応変に対応し目的を達成する力が求められます。

動画編集者

動画編集者は主にWeb上の動画やCM等の編集を行います。

仕事内容

近年はYouTubeやTikTok等の編集の仕事がインターネット上で多く募集されています。

求められるスキル

  • 動画編集ソフト
  • 動画編集の知識

簡単な動画編集の仕事もたくさんあるため、パソコンと動画編集ソフトがあれば比較的参入しやすい分野です。

2023年Web業界おすすめのスキル紹介

これまでに紹介したスキルの中からジャンル別におすすめのスキルを紹介します。

未経験でも始めやすいスキル

    TOP3

  1. Webライター
  2. 動画編集
  3. Webデザイナー

高収入を目指せるスキル

    TOP3

  1. Webエンジニア
  2. Webマーケター
  3. Webディレクター

需要の高いスキル

    TOP3

  1. Webエンジニア
  2. Webライター
  3. 動画編集

将来性の高いスキル

    TOP3

  1. Webエンジニア
  2. Webマーケター
  3. 動画編集

Web業界での働き方

企業に就職をして働く

  • 安定した収入と福利厚生
  • キャリアアップのチャンス

企業では月払いの給与と社会保険、休日、有給休暇などが提供されるため安定した生活を送ることができます。

向いてる人

組織の中で仕事をして、安定した生活を求める人。

フリーランスとして働く

  • 自分のペースで仕事ができる
  • 高い収入が期待できる
  • キャリアをコントロールできる

自分で仕事量をコントロールでき、スキルや仕事量に応じて収入も期待できます。

向いてる人

ライフワークバランスを重視したい人には向いています。また、自分で働けば働いた分が収入になる一方で、何もしなければ収入はゼロなため、自分をコントロールできる人がフリーランスに向いているとも言えるでしょう。

僕は両方経験した結果、自分が頑張った分だけ稼げるフリーランスの方が向いると感じてます!

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まとめ

Web業界は市場が大きく今も尚、成長している業界で、「身につけるスキル」と「仕事の仕方」の掛け合わせ次第でたくさんの収入を得て自由に働き高収入を得ることも可能です。

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